Lars Ulrich 40th Anniversary Signature Drum Kit -Limited Edition-
1984年に発表されたMetallicaの2枚目のスタジオアルバム 『Ride the Lightning』のクレジットに記載されている「Lars Ulrich plays TAMA drums exclusively」という一文が示すとおり、メタリカのドラマー、ラーズ・ウルリッヒがTAMAドラムのアーティストとなってから、この2024年で40年を迎えます。
この特別で素晴らしい関係を記念して作られたのが、TAMAラーズ・ウルリッヒ40周年記念シグネチャードラムキットです。Starclassic Mapleのスペックをベースに、鮮やかなカスタム・イエロー・フィニッシュ、カスタム・グロスブラック・ハードウェアなど、Metallicaの最新アルバム 「72 Seasons」発売を記念した「M72 World Tour」でのLars本人のドラムセットの仕様を忠実に再現した、世界72台限定のアニバーサリー・モデルです。
オフィシャルな契約は1984年から始まりますが、この長年にわたる深い関係性は、その数年前の1981年後半にさかのぼることができます。当時、ラーズが初めて購入したドラムセットはCAMCOブランドのもので、この「CAMCO」はTAMAブランドを所有する日本の企業、星野楽器がブランド権を取得していました。ほどなくして、このドラムセットは1982年3月のメタリカ初のライヴでデビューを飾ります。
1984年初頭、メタリカはアメリカツアー中に、バンドの機材がすべて盗まれるという不運に見舞われます。その結果、ラーズはその年の大半、レンタルキットでの演奏を強いられることになりました。そして、1984年の秋、『Ride The Lightning』をリリースした直後、ラーズは当時TAMAのトップエンドーサーだったニール・パートと電話で話す機会に恵まれます。控えめに言ってもこれは奇跡的な出来事となり、ニール・パートの寛大な心による助言によって、ラーズとTAMAの40年にわたる関係が始まりました。そして、ラーズとTAMAは成功への道のりを共に歩み続けることになるのです。ラーズの持つエネルギーが当時まだ歴史が浅かったTAMAブランドに注ぎ込まれ、一方でTAMAもラーズを全力でサポートすることで、その関係は年々強固なものとなっていきました。
その後も長年にわたり、ラーズとTAMAは想像を絶する成長を互いに遂げ、共に歩み続けてきました。1980年代後半から1990年代前半にかけて、ラーズが好んで使用していた”大口径で深いタムタムを多くセットアップ“したドラムセットは、当時最もアイコニックなものとなりましたが、それを実現したのはTAMAのイノベーションとデザインによるものでした。
2000年代初頭には、ラーズ・ウルリッヒ シグネチャースネアドラムが完成しました。
ラウドでパワフル、そしてアグレッシブなサウンドを生み出すスネアドラムは、現在に至るまで継続してラインナップされています。その後もメタリカの新しいアルバムがリリースされるたびに、ラーズの新しいドラムセットも作られてきましたが、ラーズとTAMAは密接にコミュニケーションを取りながら、それぞれのキットに新鮮でエキサイティングなカスタムフィニッシュを取り入れてきました。これらのプロセスは、今日に至るまでラーズとTAMAがお互いをリスペクトする関係性であることを象徴しています。
改めて、TAMAはラーズとメタリカとの40年にわたる素晴らしい関係に感謝するとともに、ステージ上のみならず、あらゆる場面でTAMAドラムに貢献頂いたことにお礼を申し上げます。
[Kit Configuration]
Model No.: LU62GBS
22"x16" Bass Drum x2
10”x8” Tom Tom x1
12"x10" Tom Tom x1
16"x14" Floor Tom x1
16"x16" Floor Tom x1
※写真のスネアドラム、スタンド類、ペダル、シンバルは付属しません。
※限定モデル(全世界72セット限定)
※2024年12月下旬発売予定
※Lars本人の直筆サイン入りの認定書が付属します。
※タムタム、フロアタム、バスドラムには、「M72 World Tour」でLars本人が実際に使用しているREMO®製ドラムヘッドと同一のモデルを採用しています。
Exclusive Yellow Finish w/Gloss Black Shell Hardware
メタリカの最新アルバム「72 Seasons」 からインスピレーションを受けた専用カラーを採用。また、グロスブラック仕上げのシェルハードウェアを採用しました。
※テンションボルトのみクローム仕様
Photos By Ross Halfin