AAD Snare Pad TTSD10

頑丈なメタルフレーム+樹脂製のベースの上に、硬さの異なる2種類のスポンジとアルミ製のプレートを内蔵し、打面にメッシュヘッドをセットした多層構造を採用。通常のドラムヘッドを張ったスネアドラムのような打感と、絶妙な跳ね返りを実現しました。
また、打面には耐久性の高い2プライのメッシュヘッドを採用。アコ―スティクセットのタムやスネアドラムと同じように、6本のテンションボルトでヘッドを取り付ける仕組みですので、チューニングキーを使ってヘッドのテンションを微調整することも可能です。

パッド内部の多層構造の特性を生かし、スポンジとアルミプレートの間に、100個以上の小さなステンレス製のボールを内蔵。スネアドラムの演奏時は、ボトムヘッドとスネアワイヤーが当たることでスナッピー音を出しているように、これらのボールがアルミプレートに当たることによって、スナッピーサウンドを再現しています。
また、スポンジには適度な弾性を持たせているため、叩く強さに応じてボールがスポンジに沈み込む深さが変わり、アルミプレートと接触する衝撃の強さも変化する構造です。弱く叩けば微細なスナッピーサウンドが、強く叩けば力強いスナッピーサウンドを得ることが出来、通常の練習パッドでは表現の難しかったゴーストノートを含めたトレーニングを可能にします。

打面には2プライのメッシュヘッドを採用し、6本のテンションボルトでフレームを押さえる構造。アコースティックセットのタム/スネアドラムのようにドラムキーでテンションボルトを調整することで、お好みのピッチとヘッドテンションとなるように微調整することが可能です。

本体の外周部に、打面よりも少し高くなるようにラバー製のリングを設けることで、スネアドラムの奏法の1つであるリムショットの練習を可能にしました。打面中心部からラバー・リムまでの距離は12”口径のスネアドラム相当に設計されており、リムへのスティックのかけ具合までトレーニングできます。オープンリムショットはもちろん、クローズドリムショットにも対応しています。