STARPHONIC Stainless Steel 14"x6"

R.S.E. (Resonant Sound Edge) は、1920年代のヴィンテージスネアドラムに採用されていたダブル・フランジド・エッジを現代版にアレンジした、TAMAのオリジナルエッジです。
メタルシェルの持つタイトでソリッドなサウンドはそのままに、あたかもウッドシェルであるかのような、まろやかでふくよかな胴鳴りを実現しました。

軽やかで歯切れの良いサウンドを実現するため、コイルの材質、ピッチからコイルプレートの形状に至るまで全てを一から再検討し、全く新しいスナッピーを製作。スネアヘッドへの追従性を高め、絶妙な吸い付きと歯切れのよい響きを両立したことで、プレイヤーの細かいパッセージも逃さない繊細さと豊かな表現力を実現しました。

演奏中のテンションボルトの緩みを抑える機構。クローフック内部に、テンションボルトを囲うようにラバー製のストッパーブロックが内蔵されています。
テンションボルトを締めると、フックがフープに押し付けられる仕組みになっており、内蔵されたラバー製ストッパーがフックとフープの間に挟まれて収縮します。この復元力がテンションボルトを固定し緩みを防止するのです。

演奏中のスナッピーテンションの緩みを防止するため、ストレイナーの調整ノブは内部がギア状になっているラチェット式調整機構を採用。段差を超えない限り緩むことがないため、非常に高いテンション保持力を誇ります。さらに、一つのギア毎に0.125mmずつという非常に細かい単位でスナッピーの上下幅を調整できるため、より繊細なテンション調整が可能です。

ストレイナーバットの２つのボルトを外すことで、スナッピーコードのテンションを保ったままシェルから取り外すことのできるTAMAオリジナル機構。さらに、フープのスナッピー窓のが開かれたデザインになっているため、より簡単にヘッド交換が行えるようになりました。

レバーを素早く動かしても、スナッピーがボトムヘッドに当たる接触音を、極限まで減らすことに成功したストレイナー。シェルやストレイナーに余計な負担をかけることなく、スナッピーを確実にヘッドに密着させる構造を採用しています。

テンションボルトを緩めると、フープからフックが外れるオリジナル機構。これによりテンションボルトをラグから完全に外すことなく、ドラムヘッドの交換がより手軽に且つ迅速に行えます。

1.5mm厚でありながら、テンションボルトを通す穴を排除することで、フランジフープ特有のオープンなサウンドを保ちながらも高い剛性と真円度を実現。また、エッジ形状には内曲げ式を採用することで、倍音を適度にコントロールし、引き締まったサウンドが得られます。